農業資材の遮光剤とはどんなもの?特徴や遮光率について

農業資材に含まれる遮光剤は、ハウス内の暑さ対策としておすすめです。では遮光剤にはどのような特徴があるのでしょうか?

目次


大切な作物を暑さから守る「遮光剤」とは

大切な作物を暑さから守る「遮光剤」とは

ハウス内は外気と比べ、温度が高くなります。特に夏場は高温になることから、作物の生育にも影響してしまいます。そこで役立つのが、農業資材の遮光剤です。

ビニールハウスやポリオレフィンフィルムに吹きつけで塗布し、展着させることでハウス内の温度を下げます。様々な種類があり、一定の期間が経過すると自然に剥がれ落ちますが、落ちきらない場合には、専用の剥離剤を使用します。

塗布に手間がかかるため面倒なことではありますが、ハウス内の温度を下げることで作物品質を維持することが出来るのはもちろん、作業負担も軽減されるため、是非お試しください。

よく耳にする遮光率とは?遮光率について知ろう

よく耳にする遮光率とは?遮光率について知ろう

遮光剤を選ぶ基準として、遮光率があります。これは光を遮断する割合を示しており、遮光率が高いほど暗くなるということです。作物によって適切な遮光率は異なるため、最適なものを選びましょう。

例えば、ミツバやミョウガなどの軟白野菜は暗所を好むのに対し、トマトやナスなどは光を必要とします。

遮光率の違いによってハウス内の温度も変化するため、遮光剤を選ぶ際には遮光率をチェックすることをおすすめします。

遮光剤の特徴や種類についてと拡散コーティング剤「D-Gree」

おすすめの遮光剤として、「Temperson T74」と「Q3ホワイト」と「D-Gree」の3種類があります。それぞれ以下のような特徴を持っているため、目的や利用シーンに合わせて最適なものをお選びください。

Temperson T74

常時遮光が必要な植物に向いており、雨天時は水滴のレンズ効果で光を通し、晴天時は遮光する特徴があります。年中光がハウスに入る地域、西日本向けで、石灰質は入っていません。5カ月程持続し、晴天時の遮光率は約58%、雨天時は約18%と変化するので、光量不足を効率的に補うことが出来ます。

Q3ホワイト

石灰質が含まれており、一時的な遮光に効果大の商品です。25~80%の遮光が可能で、使用量を調整することで、遮光率・耐候性を調整出来るという特徴を持っています。被覆を強制的に除去したい時は、専用の剥離剤リムービットをご使用ください。

D-Gree(拡散コーティング剤)

少量で効果があります。熱線をカットし、成長に必要な光合成有効放射光線(PAR)を、最大限ハウス内に取り入れます。入射光は拡散され、ハウス内に影を作りません。植物の成長のムラを無くし、安定したハウス環境を作ります。

養液栽培・水耕栽培ラボでは、「Temperson T74」と「Q3ホワイト」と「D-Gree」の3種類を取り扱っていますので、是非お問い合わせください。

遮光剤の種類や特徴についてご紹介しました。農作物の生育に欠かせない太陽の光ですが、暑すぎると悪影響を与えてしまいます。健康でおいしい農作物を収穫するために、遮光剤を上手に利用することが重要です。

遮光剤を通販でお探しの方は、養液栽培・水耕栽培ラボをご利用ください。上記で紹介した、「Temperson T74」と「Q3ホワイト」と「D-Gree」の3種類を販売しています。他にも誘引紐や肥料、培地なども販売していますので、農業資材をお求めの方はお気軽にお問い合わせください。

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