質問:培地を使用しないフィルム栽培を最近聞きました。どうでしょうか。
答: 培地を使用するメリットは、根の環境を守ることにあります。
温度、湿度、養液の量になりますが、特に夏場の管理では、重要になります。
培地がないと外の温度の影響をもろに受けやすく、根の温度が上がり痛みます。
そのため、夏場の玉伸びがいまいち、収量が減ることが考えらえます。
もう一つは、コストの問題で、フィルムは1年ごとの交換と聞いております。
意外と費用が掛かるとのこと。
いかがでしょうか。
質問:ロックウールとココマットどちらがいいですか。
答:間違いなくロックウールが良い。工業製品で品質が一定です。しかし問題は廃棄です。
欧州でのココの需要が伸びている関係で、ロックウールメーカーも新商品を出し、
機能、品質で対抗しております。
ただ、相変わらず安かろう、悪かろう(ダストで根詰まり、チューブ詰まり)
のココ商品は販売されてます。
もはや、ココも品質の時代に入りました。
ココマットは当社は120mm(高さ)であれば、耐久年数は、トマトで2年、
ロックウールだと無理すれば3~4年は持つでしょうかね。通常は2年。
ここで自慢、高さ120mmを採用したのは、当社が最初です。
終了したものをすきこむ土地が無いと廃棄が問題になります。
そのため、カルチレンは従来のものを超える収穫量、成長を促す製品を出しました。
ロックウール スラブに関しては、カルチレン エグザクトエアーが好評です。
また、少量多潅水、暖地向け、パプリカ向けにオプティマックスもライン入りしました。
ココマットは、ダスト無し、ココピート100%のクラス3が好評です。
2021年からは、ココマットはクラス3のみに絞って販売してまいります。
質問:ココマットにロックウールキューブの組み合わせは、
答:ココマットを使用の場合は、ほとんどがこの組み合わせです。
価格と根張りは、ロックウールキューブが圧倒的に良い。
ココのキューブは不織布で包まれているので、環境の変化(温度、日射)が直接及びます。
目が粗いので、根は単なる通過していくだけです。
キューブ内での良い根が出来れば、スラブへの活着がスムーズです。
特に根を育てるルートマックスは、好評です。
質問:規格について
答:スラブの穴カットは、無料です。カットの大きさとカットの数をお知らせ下さい。
キューブの1穴、2穴共に、無料です。2穴は対角線上に穴が来ます。
2020年になって、カルチレンが規格を統一してきました。昔ほど自由ではありません。
キューブは、8パレットからになります。(1パレット15箱)
スラブの枚数についても12パレット以上からになります。
周りの人を巻き込んでご注文いただけれと思います。
ココマットについては、100%ココピートだけでなく
ココピートとチップを希望の割合にするオーダーメードも可能です。
質問:在庫について
答:ロックウールは、キューブは在庫を持つようにしてます。
スラブについては、予約発注になりますので、問い合わせ下さい。
ココマットは、なるべく在庫するようにしてますが、
無くなれば次の注文時になります。