〒960-0101 福島県福島市瀬上町東町1-5-8
1)生分解品の価格について
現在は、通常プラスチックの約2.5倍の価格です。
2)遮光剤をドローンで散布できるか。
既に、韓国、メキシコでは散布しているようです。
スプレーオプションが必要だと思います。
それがあれば当社販売品は問題ないとのメーカーの返事でしたが、少量から試して下さい。
成功例があれば、是非教えて下さい。
3)不織布と白黒マルチのココキューブについて
不織布は、直射日光が当たり、キューブ内の温度上げ、根にダメージを与えます。
不織布の底を突き破って根を出す時にエネルギーを使用し、結局太い根が出ます。
太い根は、養分を吸い上げる役目は、ありません。細根が重要です。
白黒マルチはスラブ同様に、熱線を反射しキューブ内の温度を上げないようしています。
ドリッパーを刺す穴も開けあてありますし、マルチを剥ぎ取りやすいように点線があります。
底面は5mmの穴が多数開けてありますから、抵抗なく根が出て行き、スラブへの活着が早い。
4)ロックウール(RW)スラブとココキューブの組合せ
RWスラブにココキューブはあまり勧めません。
ココスラブにRWキューブはありです。
キューブでの根の生育は、RWが良い。根の張り良ければ次の段階はスムーズに生育します。
5)ココキューブの大きさと作物
当社のココキューブの大きさは、100x100x70mm1種類です。
基本、これは実が付き根が張る、トマト、パプリカなど向けになります。
イチゴなど根が多くない場合は、75x75x?mmで問題ないと思います。
6)ココスラブはココピート100%でないのか。
最近までは、ココピートの粒を揃えココピート100%のスラブが良いという考え方ありました。
ビー玉を並べて、水を入れた場合を考えて見て下さい。
水は、間に入り込み空気相がありません。無ければ根はどこで酸素を吸うのでしょうか。
現在は、気相を設けることが大事だということになっています。
当社のPR03は、満水にした場合にも30%の空気維持能力があります。
2022/7/28
脇芽を伸ばしてトマト増収の記事について質問です。
良い点悪い点を教えて下さい。
既に、東北において面積1haのトマト栽培ハウスでは、
ロックウール栽培で1mに6苗、途中から脇芽を伸ばして,
合計12本の栽培をしています。
利点:単純に収量が増える。
不利な点:大玉が中玉規格になる。大玉の価格と中玉の価格、数量をどう見るか。
市場出しだけだと価格が安い。
甘みがのりにくい。
脇芽を伸ばすと一時的に生育が悪くなる。どう乗り切るか。
繁茂し過ぎるので、風通しが悪くなり病気が出やすい、日が当たらない。
CO2の問題。
手が掛かる。
スラブは、1年で交換 経費が掛かる。
私見としては、やり過ぎだと思います。
それと、ココスラブだと難しいかと思います。
ココスラブの場合、どうしても全て同じとならない。
ロックウールだと均一なので管理が楽になる。
ロックウールキューブには、2穴が有ります。
2本仕立て用の補助クリップとしてツインフックがあります。
参照下さい。
質問:送料について
答:単肥の送料は、全国適用の重量性になりますので、
少量数回より、まとめてご注文頂く方がお得です。
微量要素は別です。
北海道、沖縄、離島については、その都度の見積になります。
答:滅多にありません。
全国5か所の倉庫より配送されますので、
その地域の倉庫にない場合は、別倉庫より発送されます。安心して下さい。
質問:納品にかかる日数はどのくらいか。
答:中1日か2日程度とお考え下さい。
ただし、メーカー直送の
硝酸アンモニウム、リン酸、レキソリン、M-1は1週以内程度になります。
質問:中国産で品質に問題ないか。
答:日本の単肥は、ほとんどが輸入品でその多くが中国産です。
国産は知る限り、1社のみかと思います。
製品毎に、品質の良い工場を選んでいます。
単一の工場で全て製造しているわけではありません。
数ヶ月に1回は、訪問してチェックをしております。
答:硝酸アンモンの国産品は、1社のみの製造で工業品です。
国産品と表示の場合は、農業用ではありませんのでご注意下さい。
製造メーカーからの警告でもあります。
質問:培地を使用しないフィルム栽培を最近聞きました。どうでしょうか。
答: 培地を使用するメリットは、根の環境を守ることにあります。
温度、湿度、養液の量になりますが、特に夏場の管理では、重要になります。
培地がないと外の温度の影響をもろに受けやすく、根の温度が上がり痛みます。
そのため、夏場の玉伸びがいまいち、収量が減ることが考えらえます。
もう一つは、コストの問題で、フィルムは1年ごとの交換と聞いております。
意外と費用が掛かるとのこと。
いかがでしょうか。
質問:ロックウールとココマットどちらがいいですか。
答:間違いなくロックウールが良い。工業製品で品質が一定です。しかし問題は廃棄です。
欧州でのココの需要が伸びている関係で、ロックウールメーカーも新商品を出し、
機能、品質で対抗しております。
ただ、相変わらず安かろう、悪かろう(ダストで根詰まり、チューブ詰まり)
のココ商品は販売されてます。
ココマットは当社は120mm(高さ)であれば、耐久年数は、トマトで2年、
ロックウールだと無理すれば3~4年は持つでしょうかね。通常は2年。
ここで自慢、高さ120mmを採用したのは、当社が最初です。
終了したものをすきこむ土地が無いと廃棄が問題になります。
そのため、カルチレンは従来のものを超える収穫量、成長を促す製品を出しました。
ロックウール スラブに関しては、カルチレン エグザクトエアーが好評です。
また、少量多潅水、暖地向け、パプリカ向けにオプティマックスもライン入りしました。
ココマットは、根の成長を考量し、空気保持を30%にしたPRO 03に統一しました。
2022年からは、ココマットは、PRO 03のみに絞って販売してまいります。
質問:ココマットにロックウールキューブの組み合わせは、
答:ココマットを使用の場合は、ほとんどがこの組み合わせです。
価格と根張りは、ロックウールキューブが圧倒的に良い。
特に根を育てるルートマックスは、好評です。
ただし、キューブもココにしたい方には、
2022年より、ココのキューブもスラブ同様ラップ包装にしました。
不織布の場合、根が出るのに抵抗があること、細かい根が出にくいなどの理由で、ラップに
に、変更しました。底面に5mmでに穴が開いており、スムーズに根がスラブに届きます。
また、ラップなので、環境の変化(温度、日射)に影響が受け難いです。
質問:規格について
答:スラブの穴カットは、無料です。カットの大きさとカットの数をお知らせ下さい。
キューブの1穴、2穴共に、無料です。2穴は対角線上に穴が来ます。
2020年になって、カルチレンが規格を統一してきました。昔ほど自由ではありません。
キューブは、8パレットからになります。(1パレット15箱)
スラブの枚数についても12パレット以上からになります。
周りの人を巻き込んでご注文いただけれと思います。
質問:在庫について
答:ロックウールは、キューブは在庫を持つようにしてます。
スラブについては、予約発注になりますので、問い合わせ下さい。
ココマットは、なるべく在庫するようにしてますが、
無くなれば次の注文時になります。
ルートマックスを勧める理由をお話しします。
スラブに置く前のキューブから根がはみ出しているのを見たことはありませんか。
その根は養分を運ぶ根にはなりません。空気に触れた時点で成長がとまります。
つまり、根はキューブ内を通過しただけで、キューブは根を育てる役目をしていません。
ルートマックスは、キューブ内で根を育てます。
スラブに置いてから、速攻でスラブ内部に根を伸ばします。
役に立つ養分を運ぶ根を十分に育てることが、その後の成長を促します。
質問:ロックウール、ココスラブの排水のスリットの入れ方を教えてください
答:両端と、キューブとキューブの中間に入れます。傾斜がついていれば片側です。
必ずカットは底面まで、3〜4cmで入れて下さい。
ココマットについては、予めスリットを入れての納品が可能です。
マットが水平でなく場合は、両側にスリットを入れて下さい。
質問:単なる紐ではないか。
答:単なる紐でないんですね。
捩じっているだけでなく網目状になっているので、大きな負荷がかかっても伸びない
です。
UVカットのPP製ですので、長持ちします。
自然素材のコットン、麻紐は水分を含み、カビや菌の繁殖場所になる可能性があります
のでお勧めできません。
質問:紐の太さが違うのですが。
答:メーカーでは、3種類の紐の太さがあります。
太さと言いましたが、強さの事になります。
紐の規格
規格 | 1/1500 | 1/1200 | 1/1000 |
引張り強さ* | 27kg | 35kg | 40kg |
重量 | 6kg | 6kg | 6kg |
長さ | 9,000m | 7,200m | 6,000m |
適用 | ミニトマト向き | 房採りトマト向き | 長段 大玉向き |
1/1000が丈夫で一番切れにくく、伸びることが無く、トマト栽培など果実が重い、周年栽培、長段取に向いてます。
当社は、紐及び紐付属の器具(HDフック、バトーボビン)は、1/1000に統一しています。
リールフックは、1/1200になります。
他社品のフック類は、1/1200になります。価格が違うというのはここになります。
フックが滑りやすいという現象も1/1200などの細い紐にあります。
他社の誘引フックで細い、太い紐用とあるのもここにあるのかと思われます。
*引っ張り強さとは、どの程度の力で切れてしまうかのことです。
質問:トラスアーチってなんですか。
答:実のなった茎を折れないようにサポートするものです。
フレシキブルなので、力加減に対応します。
数が多く取り付けが面倒ですが、収量は確実に上がります。
質問:ツインフックとは何ですか。
答:最近、2本仕立てする農家が増えてます。
キューブに2穴で苗を2本だと苗代が2倍になります。
そこで、2本仕立てを選択するのですが、茎が裂けてしまい収量ができない、
そこまでの裂けにならない様にするクリップです。
やわらかい樹脂のため、取り外して何度でも使用可能です。
2本仕立ては、最初収量が減るがトータルでは2本との差は無いとのことです。
スイーパーの効果の具体的な話は、
基本、果実は甘くなります。
茨城県のOさんは、キュウリ栽培に使用していますが、苦さが消えたとの報告があり。
特に豆には、圧倒的に相性が良い、根粒菌との関係だと思われます。
山形県のTさんは、インゲン栽培に使用していますが、農協で連続トップの収量。
11月迄収穫はできるのですが、他の人が既に終了のため、農協が受け取れず、やむなく終了。
2019年あまりの収量で収穫作業が嫌になり、使用しなかったところ、ランク4位に下がった。
来年は使用するとのこと。
質問:苺のダニにスイーパーが効果があると聞きましたが。
答:スイーパーには、殺虫成分は入っていません。
植物の硝酸態窒素が多くなると虫が増えることは良く知られています。
何故、それが起こるのかは、今だわかっていません。ガスの発生など諸説あります。
ただ、現実として植物がそのような状況になると害虫が普増えることは確かです。
では、何故スイーパーを使用するとダニが減るのか。
スイーパーの特徴として、光合成の促進(葉緑素の素になるアミノレブリン酸を作りだす
紅色硫黄菌を含んでいる)及び硝酸態窒素の動きをよくする働きがあります。
硝酸態窒素と光合成によって作られた炭水化物が合成され、アミノ酸へと変化し植物を
成長させるタンパク質となります。
窒素過多とは、成長する材料がありながら、効率よく次の段階に進めることが出来ない、
メタボ状態のことで、そこを害虫に狙われているのですから、いかにして滞留している
生産資材の窒素を動かし、成長に持っていければ、丈夫に育ち実を付けることが出来る。
健常な植物は、害虫から受けた傷口から忌避剤を発生します。
それは植物が健康であれば出来る自然の力です。
質問:アグリファミリアって何ですか。
答:微生物を使うことで、水が腐敗しない。
水が腐敗しないので、ポンプや水の循環設備が要らない。
設備が要らないので、事務所に置くだけでも栽培できる。
低カリウム栽培もできる、ローテクの植物工場の栽培ユニットです。
1台からでも、本格植物工場でも対応できます。
LED使用で、電気量が安く済む。
小規模の植物工場用と考えて下さい。
ご不明点などございましたら、お電話もしくはお問合せフォームよりお気軽にご相談ください。
当社は、養液栽培、水耕栽培に必要な商品として、カルチレンロックウール(輸入代理店)、ココマット(インド,スリランカ産)、EUから微量要素、誘引紐、トマトクリップ、HDフック、バトーボビン、遮光剤、トラップテープなどと中国産、国産の単肥及び養液栽培用肥料を取り扱っております。
古代微生物群、光合成細菌等の有用菌を含有する資材グラビトンシリーズの「グラビトン スイーパー」、アミノ酸配合の「グラビトン 大地の力 光」を販売しております。
エンザ社のパプリカ、トマトの種子も扱っております。
御連絡、お待ちしております。
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